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ヨガ-well being-自律神経/頭痛メンテ法

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先週末、グランフェニックス奥志賀にて、人気ヨガインストラクターのエドワーズ壽里先生(株式会社IGNITE代表)と、横浜新都市脳神経外科病院院長 森本将史先生による、リトリート『Discover your well-being』がありました。

脳神経領域の症状はよく「ず・め・し」と言われ、それぞれ「頭痛 めまい しびれ」の頭文字です。手術や投薬治療が必要なものもは確かにありますが、自律神経失調による不定愁訴が多く含まれています。片頭痛も遺伝的素因に加え自律神経レジリエンスが弱くなると頻度重症度が高まります。

今回のリトリートでは、薬を使わない身体づくりをメインテーマに、ヨガ・トレッキング・瞑想、森本先生による自律神経メンテ法の指導『医学的⾒地からみる⼤⾃然でのアクティビティや滞在が脳に与える好影響』がありました。現代社会は、スマホ・PC画面暴露時間が長く、自然は疎遠となり、自律神経メンテに不十分です。うまく、これらを取り入れて病気にならない・悪くしない・薬を安易に使わないなどの警鐘を感じました。

参加者には、トライアスロン・フルマラソン・ラガーマン・砂漠ラン(これは主に森本先生)など、タフな方々が集まっていました。日暮は、日々筋トレや水泳などしておりましたが、圧倒的に体力持続力やメンタル静穏維持力に差を感じました。とにかくにこにこしながら腰・肩の姿勢がくずれない。そのままAM4時のイングランド戦をみて、翌日も元気にヨガをする。(※注 彼らは特別な訓練をされており、一般的には睡眠サイクルは重要です)

今回、ヨガ初心者日暮が覚えたことは、深くゆっくりと呼吸する 心をおちつかせて一本足で立つ 体幹を強める 感謝する 瞑想する 毎日続ける などです。当院は慢性頭痛・認知症本人とご家族など多く来院されますので、自律神経のメンテ指導 PC作業の姿勢や歩容の指導 生活スタイル上での改善指導に活かしたいと思います。

 

この記事の執筆者

院長 日暮 雅一 ひぐらし まさかず

院長日暮 雅一 ひぐらし まさかず

略歴

1999年 横浜市立大学医学部 卒業
横浜市内複数の基幹病院で修練
2005年 小田原市立病院 
脳神経外科主任医長
(2005年度 脳神経外科部長代行)
2009年 横浜市立大学大学院医学研究科
脳神経外科助教
(2011年度 脳神経外科教室医局長)
2012年 Australia Macquarie大学留学
医工連携学research fellow
2014年 新緑脳神経外科・
横浜サイバーナイフセンター医長
2016年 ほどがや脳神経外科クリニック開設
2019年 医療法人社団 正念 設立

資格

  • 医学博士(神経薬理学)
  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本頭痛学会専門医/指導医
  • 日本脳卒中学会専門医/指導医
  • 日本認知症学会専門医/指導医
  • 認知症サポート医
  • 日本医師会認定産業医
  • 身体障害者福祉法15条指定医(肢体不自由 言語咀嚼)
  • 難病指定医
  • 自立支援指定医療機関(てんかん)

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