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仙台頭痛探訪-アジョビ

ブログ  / 頭痛

2月22日が「頭痛の日」ですが、2月2日は「プレ頭痛の日?(小生が勝手におもった)」に、頭痛の勉強と、仙台の先生方の議論の拝聴、トップリーダーの頭痛外来の直接訪問など、仙台を訪れました。仙台頭痛脳神経クリニックの外観はスタイリッシュで、頭痛の患者さんはどこかで見たことがあるのではないでしょうか?
院長である松森保彦先生は、小生と卒年同期の脳神経外科医であり、また日本の頭痛のトップリーダーで、機会あるごとに多く教えてもらっています。今回は、特に、診療のスタイル、スタッフ動線、看護師さんや事務さんの動きを直接拝見したく、訪問の機会をいただきました。診療スタイルの詳細は、ここでは記載できないのですが、洗練されており、また多くのスタッフが迅速かつ丁寧に動いていました。(診療室にて)
夜の食事会でも多くの情報交換をさせていただきました。静脈注射のCGRP製剤(3か月ごと)や、ゲパントという内服薬など、次々と上市されていく予定のようです。しかし、CGRP注射薬は自宅で簡便で、実績も多いので、主力であり続けると考えます。
(下図)期間内に、AJOVY Premium Seminar in TOHOKUがあり、参加しました。
特別講演は、昭和大学医学部 内科学講座脳神経内科部門 講師 笠井英世先生でした。アジョビの自験例など講演され、反復性片頭痛はもちろんのこと、慢性片頭痛においても即効性があることをお話されていました。アジョビはじめ予防療法は、頭痛の慢性化を早期におさえることが大切です。頭痛外来は、診療を繰り返していくうちに患者さん自身が知識を増やし、状態把握や判断ができるようになる「頭痛塾」であるという言葉が印象的でした。左より、松森先生 笠井先生 佐藤篤先生(嶋北脳神経外科クリニック) 小生
頭痛界の「伊達x最上」にご挨拶できました(^^)/

 

この記事の執筆者

院長 日暮 雅一 ひぐらし まさかず

院長日暮 雅一 ひぐらし まさかず

略歴

1999年 横浜市立大学医学部 卒業
横浜市内複数の基幹病院で修練
2005年 小田原市立病院 
脳神経外科主任医長
(2005年度 脳神経外科部長代行)
2009年 横浜市立大学大学院医学研究科
脳神経外科助教
(2011年度 脳神経外科教室医局長)
2012年 Australia Macquarie大学留学
医工連携学research fellow
2014年 新緑脳神経外科・
横浜サイバーナイフセンター医長
2016年 ほどがや脳神経外科クリニック開設
2019年 医療法人社団 正念 設立

資格

  • 医学博士(神経薬理学)
  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本頭痛学会専門医/指導医
  • 日本脳卒中学会専門医/指導医
  • 日本認知症学会専門医/指導医
  • 認知症サポート医
  • 日本医師会認定産業医
  • 身体障害者福祉法15条指定医(肢体不自由 言語咀嚼)
  • 難病指定医
  • 自立支援指定医療機関(てんかん)

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