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アルツハイマー治療の新たな選択肢-アリドネパッチ

ブログ  / 認知症

興和株式会社主催 KOWA WEBセミナーがありました。今回は、横浜市立大学脳神経外科教室の先輩である、高木信先生(高木脳神経外科クリニック:綱島)座長のもと、アリドネパッチにつき講演させていただきました。以下のような症状がある場合、アルツハイマー型認知症の初期 ないしは 軽度認知障害MCIである可能性があります。当てはまる場合は、早期に対応したほうが結果がよくなるので、物忘れ外来の受診をお勧めします。(下図:メモリーケアクリニック湘南 理事長/院長 内門大丈先生監修) アルツハイマー型認知症は、予防という概念が重要です。下図横軸は年齢ですが、発症前 軽度認知障害MCI 認知症 の3ステージに大きく分けられ、アミロイド リン酸化タウ 神経原線維変化による神経細胞死の順番が示されております。それぞれにおいて、一次予防(発症抑制) 二次予防(早期発見・早期対応) 三次予防(増悪抑制)を意識して対応することが大切です。

治療が必要な場合、いままでは内服のみであったドネペジル(アリセプト)の貼付版(アリドネパッチ)が、様々な理由で効果的であるので、有力な選択肢となります。当院では、市の検診 脳ドック 物忘れ外来 を行っておりますので、アリドネパッチの有効性の説明もふくめ、お気軽にご相談ください。
会終了後、尊敬する大先輩と記念撮影(^_-)-☆

この記事の執筆者

院長 日暮 雅一 ひぐらし まさかず

院長日暮 雅一 ひぐらし まさかず

略歴

1999年 横浜市立大学医学部 卒業
横浜市内複数の基幹病院で修練
2005年 小田原市立病院 
脳神経外科主任医長
(2005年度 脳神経外科部長代行)
2009年 横浜市立大学大学院医学研究科
脳神経外科助教
(2011年度 脳神経外科教室医局長)
2012年 Australia Macquarie大学留学
医工連携学research fellow
2014年 新緑脳神経外科・
横浜サイバーナイフセンター医長
2016年 ほどがや脳神経外科クリニック開設
2019年 医療法人社団 正念 設立

資格

  • 医学博士(神経薬理学)
  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本頭痛学会専門医/指導医
  • 日本脳卒中学会専門医/指導医
  • 日本認知症学会専門医/指導医
  • 認知症サポート医
  • 日本医師会認定産業医
  • 身体障害者福祉法15条指定医(肢体不自由 言語咀嚼)
  • 難病指定医
  • 自立支援指定医療機関(てんかん)

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