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頭痛診療~かかりつけ医の役割~専門医の役割~

ブログ  / 頭痛

開院して10年目に入りました。当院お隣にある浅井皮膚科クリニック 保土ヶ谷区医師会 会長である浅井俊弥先生に座長をしていただき、保土ヶ谷区医師会 新参者の理事として、当院の看板事業の一つである「頭痛外来」についてお話する機会をいただきました。

「頭痛」は、日本人の10-20%にみられ、半分くらいの方々は医療が必要な時期が人生のうち数回あると考えられます。かかりつけ医や脳神経系医療機関以外に相談するケースが半分をしめている実態があり、地域の先生方に頭痛で困っている方々の見つけ方や対処法など、啓発の願いをこめてお話しました。頭痛をみつけ、予防薬などで生活改善を得た場合は、患者さんと喜びを享受できると思います。


片頭痛は命にはかかわらない神経系の疾患ですが、状態が悪くなると長期にわたり何もできない状況に陥るリスクをかかえています。一方、怖い病気のサインとして出る場合があります。

明らかに頭痛で生活が阻害されている患者さんがいたら、あるいは、SNOOP10という怖い頭痛の可能性がある場合は、頭痛専門医や脳神経クリニックへつないでいただけるとよいです。

縁のあった保土ヶ谷において、医師会の先生方と様々な仕事をさせてもらえることに感謝いたします。会長先生に本講演会で座長の労をお取りいただき感謝いたします

この記事の執筆者

院長 日暮 雅一 ひぐらし まさかず

院長日暮 雅一 ひぐらし まさかず

略歴

1999年 横浜市立大学医学部 卒業
横浜市内複数の基幹病院で修練
2005年 小田原市立病院 
脳神経外科主任医長
(2005年度 脳神経外科部長代行)
2009年 横浜市立大学大学院医学研究科
脳神経外科助教
(2011年度 脳神経外科教室医局長)
2012年 Australia Macquarie大学留学
医工連携学research fellow
2014年 新緑脳神経外科・
横浜サイバーナイフセンター医長
2016年 ほどがや脳神経外科クリニック開設
2019年 医療法人社団 正念 設立

資格

  • 医学博士(神経薬理学)
  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本頭痛学会専門医/指導医
  • 日本脳卒中学会専門医/指導医
  • 日本認知症学会専門医/指導医
  • 認知症サポート医
  • 日本医師会認定産業医
  • 身体障害者福祉法15条指定医(肢体不自由 言語咀嚼)
  • 難病指定医
  • 自立支援指定医療機関(てんかん)

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