片頭痛予防薬アイモビーグと頭痛専門医の重要性を語る会
アムジェン株式会社主催、Migraine free seminarがありました。神奈川県から150もの頭痛治療医の参会がありました。今回は、アイモビーグというCGRP関連薬剤について松森保彦先生を招聘し深堀するとともに、頭痛専門医試験を合格された大島聡人先生からその重要性をお話いただきました。
松森先生より、スライド共有の許諾を得て、いくつか紹介し、それに沿ってお示しいたします。上図は、CGRP関連薬剤の注射タイプは3種類ありますが、アイモビーグ(エレヌマブ)は、完全ヒト化抗体であるため、免疫原性が低いです。これは、腫れにくいや、中和抗体(薬をやっつけてしまう抗体)ができにくいです。ほかにも、安い、注射痛みが軽いなどの声を聴きます。
いままでは、従来予防薬を経て、注射へ移行する必要がありましたが、予防薬の第一選択薬に含めるという意見がでております。明らかに片頭痛である場合、早期に治療したほうが、早期に解決されるからです。
片頭痛は年齢により減少消失していく傾向がありますが、働き世代に多いことから、よいコントロールが必要です。上図が健常人と対等に仕事やスポーツで勝負できる状態といわれています。
上図、当院代診でも頭痛外来していただいている大島先生の自己紹介スライドです。頭痛患者に対して、真摯に対峙している姿勢がうかがえます。
「知らない疾患は診断できない」「知らない治療法は実践できない」はまさにその通りで、医師の頭にある鑑別診断の数と、問診のバリエーションの豊富さが、頭痛診療においては必須であり、専門医試験の苦行により禊が必要と思います。

「見えない頭痛」の解像度を上げ、治療の最適化を目指す姿勢が医師としても大切と感じました。合格おめでとうございます!

