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横浜市立市民病院 脳卒中チーム

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横浜市立市民病院神経内科の山口滋紀先生(写真右前)主催の第5回神経疾患セミナーがありました。天王町いきいき杉山クリニック院長の杉山先生と、ディスカッションコメンテーターとして参会しました。

今回は、増尾修先生(写真左前)が1月より市民病院で立ち上げられた血管内治療に関するご講演がありました。増尾先生は脳神経外科・卒中関連学会でも講演やハンズオンなど担当される一人者です。昨今、脳卒中外科はメスによる手術から、カテーテル治療が主体となりつつあります。巨大動脈瘤や内頚動脈背側動脈瘤などの、従来は高還流バイパスという大がかりな手術をしなければ治らなかった病気が、flow diverter (パイプライン)などの登場により、カテーテル治療で改善が期待できるようになり、患者さんには大きな福音です。このflow diverterを扱える施設(医師)は全国でも限られており、増尾先生はそのおひとりです。気さくで温厚なお人柄で、市民病院脳卒中チームのさらなる飛躍が期待されます。

山口先生は、以前2年ほど国立病院横浜医療センターで一緒に働いたことがある大先輩です。山口先生率いる神経内科グループは巨大で、当院の診療でも大きな助けとなっています。また一緒に仕事ができてうれしく思います。先生方と連携しながら、引き続き良質な地域医療を目指したいと思います。

この記事の執筆者

院長 日暮 雅一 ひぐらし まさかず

院長日暮 雅一 ひぐらし まさかず

略歴

1999年 横浜市立大学医学部 卒業
横浜市内複数の基幹病院で修練
2005年 小田原市立病院 
脳神経外科主任医長
(2005年度 脳神経外科部長代行)
2009年 横浜市立大学大学院医学研究科
脳神経外科助教
(2011年度 脳神経外科教室医局長)
2012年 Australia Macquarie大学留学
医工連携学research fellow
2014年 新緑脳神経外科・
横浜サイバーナイフセンター医長
2016年 ほどがや脳神経外科クリニック開設
2019年 医療法人社団 正念 設立

資格

  • 医学博士(神経薬理学)
  • 日本脳神経外科学会専門医
  • 日本頭痛学会専門医/指導医
  • 日本脳卒中学会専門医/指導医
  • 日本認知症学会専門医/指導医
  • 認知症サポート医
  • 日本医師会認定産業医
  • 身体障害者福祉法15条指定医(肢体不自由 言語咀嚼)
  • 難病指定医
  • 自立支援指定医療機関(てんかん)

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